ベンガルトラ並に希少なベンガル料理を再び
先日初体験だったベンガル料理。
全国的にみても「ベンガル料理」を供するお店が希少な中、地元にもう一軒あった。
ベンガルトラ並に希少かもしれない。今行かなくていつ行くのか。
https://tabelog.com/shizuoka/A2202/A220202/22032048/
一番安い平日ランチは1000円を切るが、お店の方にオススメを聞くとビリヤニセットとのことでビリヤニセットで。
先日のハリマ・ケバブ・ビリヤニですっかりマトンビリヤニにハマった私。
追加オプションでマトンビリヤニに変更!選べるカレーはダルマサラで。
待ち時間5分もかからずサラダとマライティッカとドリンク(アイスコーヒー)到着。
はて、マライティッカとは??
http://blog.chefhariom.com/?eid=619510
↑こちらで丁寧に説明してくださっていました。
タンドールで焼いたチキンなのでタンドリーチキンの一つではあるものの、チキンを焼く前のマリネ液に「マライ=牛乳を温めたときにできる膜」を使用しているとのことで、やわらかい仕上がりになるのだとか。
チキンだから固いかなーと思ったのですがお箸でつかんでかぶりついても余裕で噛み切れました。スパイスも控えめで柔らかいチキンステーキってかんじ。普通においしくてもう一個食べたかったw
そしてマトンビリヤニとダルマサラ到着!!インディアンピクルスとデザートも同時に。
マトンビリヤニ。やっぱりマトンはビリヤニの中に埋まっているのが定番なのね。
バスマティライスってどうしてこんなにおいしいんだろう。最高。ビリヤニを焼き飯的に提供する「なんちゃてビリヤニ」も多いみたいですけど、ここのお店はちゃんと炊き込んでました。ただ、ちょっとボソっとしてたかな。ビリヤニって仕込みが大変だから作り溜めてたやつかもしれません。※あくまで私の推察です。
スパイスはそんなに使われておらず、おそらく日本人好みにスパイス控えめで仕上げたような気がします。
マトンをほじくり返してぱくっと口に放り込む。。。うむ、ちゃんとやわらかい!最近マトンを頼んでも固いマトンを提供するお店が多かったのだけど、ちゃんとやわらかくてよかったです。
ライタはついてなかったのですが(単品でもメニューに載っておらず)インディアンピクルスとカレーをビリヤニに混ぜ混ぜして食べました。
混ぜ混ぜ最高。そして驚くことにマトンに梅干しがくっついていたのです。梅干しのすっぱさがまるでライタ的な機能をはたしていました。こういった、その土地にあったアレンジを加えてくれる心意気、大好きです。
ダルマサラ。辛さは普通にしたのですが辛さ結構控えめでした。
やはりインド・ネパール系のカレーと比べるとアッサリで食べやすいです。
そして最後にデザート。
メニューだと「グラブジャム」というめちゃくちゃ甘いシロップ漬けのドーナツみたいなやつが来るらしかったのだけれど、実際来たのがこれ。
めちゃくちゃ甘いのかなーと期待して口に放り込んだのだけど、思ったよりだいぶアッサリな甘さ。食感は結構固めです。
このデザートなんですかと聞くと「日本語でなんていうかわからないのだけど、『シーマイ』と言います。インドのパスタを使ったデザートです。」と教えてくださいました。
しかし「シーマイ」で検索してもそれらしきものが出てこない。私のヒアリング能力が悪すぎるのか。。。情報求む。
お会計時に「ポイントカードは作りますか」と聞かれ「いらないです」というとちょっと寂し気な顔をされましたw
「この辺にはあまり来ないのですが、磐田でこんなにおいしいビリヤニを食べれると思いませんでした。ご馳走様でした。」というと嬉しそうににっこり笑ってくれました。
ビリヤニセットで1280円、マトンビリヤニに変更で+200円で合計1480円。どちらかというとお高めランチではあるが、マライティッカもデザートもついてくるし結構よくばりセットですね。ロティもかなりメニューが豊富だったので次はチャパティかナンを食べにきてみたいです。
ベンガル料理、2軒食べましたが、結構アッサリ系な味付け。油控えめ。
これは共通点でしょうかね。日本人には親しみやすい料理だと思います。